学校法人で採用は大きな問題です。とくに最近は「採用してみたはいいが、チョット・・・」というケースも少なくないようです。
そこで採用における注意点として、履歴書の読み方をいっしょにかんがえてみましょう。
・転職歴はおおくないか
・履歴書にブランク期間はないか
・前職での就業期間が短くないか
・辞職理由はただしいか
このへんは、どこでもよく聞くところだとおもいます。
かつては「履歴書にウソを書くと後から大変なことになる」という風潮がありましたが、いまは逆に「多少の誇張はあっても、履歴書を立派に書いてとにかく正社員になる」「入社してトラブルになっても監督署や労働組合が守ってくれる」という考えの人がおおいようです。
実際このようなトラブルがあったそうです
・銀行に勤務していたと書いていたが、正社員ではなく派遣社員だった
・「会社倒産につき退社」とあったが、実際には会社は存在している
・面接では問題なかったが、正式採用後、精神的疾患を訴えて無断退社・遅刻が多くなった
そこで面接で履歴書をみたあと、次のような確認書を出してみてはいかがでしょうか?
確認書
1.履歴書に記載されている事実がすべて正しいことと確約します。
相違したことにつき貴社が被る損害は私みずから責任をもって賠償します。
また、試用期間である場合は正式採用を辞退します。
2.自らの履歴書の記載につき貴社が事実関係を確認することに異議ありません。
3.過去に業務に支障をきたすような疾患を患ったことはありません。
4.・・・・・・(その他
「ここまではやりすぎでは・・」とためらうかもしれませんが、前職の会社に
履歴書にかかれている事実をたしかめることは違法ではありません。
それに履歴書に虚偽を書いている人物は、だいたいこの段階でみずから
応募を辞退してきます。
さらに金銭・経理・人事など内部機密を扱う部署については、身元保証人と誓約書をとることをお忘れなく。