授業料軽減補助金は、父母にかわって地方自治体などが授業料の一部を負担する制度です。したがって、その実は授業料の一部と考えられます。
仕訳はいちおう、以下のようになります。
例:授業料1000のうち、300は授業料軽減補助金を受領した。したがって、父母からは700の授業料入金があった。
(資金収支計算書)
(支払資金)700 (授業料収入)700
(支払資金)300 (補助金収入)300
(消費収支計算書)
(現金預金)700 (授業料)700
(現金預金)300 (補助金)300
表示上は、補助金は授業料の一部を構成するため
以下のような表示になります
授業料収入 1000
授業料軽減補助 △300
ただし都道府県自治体によっては、これ以外の処理を指示している場合もあります。
とくに補助金の宛名が父母か学校かによって処理が異なるケースが多いようです。